質の良い眠りをサポートする、睡眠・快眠の情報満載 快眠コンソーシアム

  • 快眠コンソーシアムとは about us
  • プレスリリース press release
  • お問い合わせ contact.html
トップページ > 企業インタビュー > 睡眠に対する取り組み ~グンゼ編~

企業インタビュー 加盟企業の方にお話をうかがいました。

睡眠に対する取り組み ~グンゼ編~

「何故、企業として睡眠に関わることになったのか」。快眠コンソーシアムに参加している企業に伺ってみました。今回は、今年で創立110年を迎えた総合繊維メーカー、グンゼさんです。

メンズ&キッズカンパニー ハウスカジュアルセンター MD部 商品開発課 課長 谷川孝幸さん
今回お話を伺った方
メンズ&キッズカンパニー
ハウスカジュアルセンター
MD部 商品開発課 課長 谷川孝幸さん

グンゼ株式会社グンゼ株式会社

1896年 郡是製糸(株)創立
1900年 パリ万博で金牌を受賞
1946年 綿メリヤス肌着生産開始
1967年 グンゼ(株)に社名変更
1968年 パンティストッキング発売
1974年 ベビー肌着を発売
1976年 パジャマ事業開始
1985年 スポーツクラブ事業開始
2006年 タウンセンター「つかしん」オープン

生糸業で起業したグンゼ

生糸業で起業したグンゼ

「グンゼは、元々の社名である"郡是"という文字からもわかるように、今から110年前、京都の何鹿郡(現綾部市)の発展のために始まった企業です。綾部は当時から生糸業の町でしたが、その糸の質は悪く、それを嘆いた当時の蚕糸組合長、波多野鶴吉の努力により、技術革新が進められました」

 その熱意はすごいもので、1886年からグンゼが創設される1896年の間に、綾瀬市は日本屈指の優良生糸生産地になったそう。

「1900年のパリ万博では生糸の質の高さが認められ、金牌を受賞していますが、創業からわずか4年のことですから、当時の人たちの熱意や努力は相当のものだったと思います。それ以後グンゼは、生糸→シルク→ストッキング→メリヤス肌着、ニットと部門を増やし、総合繊維メーカーとして成長。戦後はプラスチックやスポーツクラブの運営など、非繊維商品も扱うようになりましたが、パジャマや肌着については、今後も、力を入れていきたいと考えています」

良い眠りのための寝衣や下着を提供する企業へ

良い眠りのための寝衣や下着を提供する企業へ

「ご存知のように、下着やパジャマが今のように普及したのは戦後です。それまで下着といえば男性はフンドシ、女性は何もつけないというのが一般的でしたし、眠るときは浴衣が多かったようです。それが洋服の普及によってどんどんスタイルが変わり、パジャマを着るのがポピュラーになっていったわけですが、実は今、短パンにTシャツというスタイルや、洋服のままで寝る人など、眠るときにパジャマを着ないという人も増えています。しかし、良い眠りのためにはきちんと着替えることが大切ですし、睡眠中にかく汗を吸い、肌に刺激のない、心地いい素材のものを選ぶことも必要です。快眠コンソーシアムに参加したのは、そういった重要性を多くの人に知ってほしいと思ったからですし、さまざまな情報交換によって、より多くの人に愛される快適な寝衣を開発したいと考えたからです」

 現在では、大学や専門機関と連携し、どんな寝衣が睡眠時に適しているのか様々な研究を行なっているグンゼ。

「アトピーの人には生地が低刺激でひんやりする(温かくなるとかゆくなる傾向があるため)『素肌のキモチ』や、オーガニックコットンを使用したパジャマも開発しました。また、介護が必要な方には、ボタン不使用の脱着しやすいパジャマもご提供しています」

 下着やパジャマにこだわるかどうかは、経済事情と同様に二極化している傾向があるそうですが、下着についていえば24時間身につけるものですし、パジャマも7時間くらいは着て眠るもの。そのことを考えれば、より心地いいものを身につけたほうが、心にも体にもよさそう。今後、続々と登場するグンゼさんの商品には、ぜひ注目したいものです。

GUNZE COLLECTION
ギザ45サテンパジャマ
GUNZE COLLECTION ギザ45サテンパジャマ

某有名ホテルでも使用されているシルクのような、なめらか素材のパジャマ。
“エジプトの女王”と呼ばれる極上の綿「ギザ45」を使用、洗濯もできます。

グンゼホームページへ >>

日本睡眠学会 Japanise Society Of Sleep Research
JOBS 一般社団法人 日本睡眠改善協議会