睡眠に対する取り組み ~太陽化学編~
ヘルスケア営業部
内田俊也さん
今回お話を伺った方
ヘルスケア営業部
アシスタントゼネラル
マネージャー
位田毅彦さん
太陽化学株式会社
1946年 三重県四日市にて油の加工会社として創業
1948年 太陽化学(株)設立
1952年 食品乳化剤を日本で初めて開発
1958年 鶏卵加工品を日本で初めて企業化
1980年代 健康食品素材の開発を始める
1987年 緑茶カテキンを商品化し世界首位に
食品の加工で成長した太陽化学
「太陽化学は、元々、菜の花から採れる油を製品化する会社として起業しました。そして、石けんなどに利用される乳化剤の開発へと移行し、食品に使える高品質グレードの乳化剤を日本で初めて製品化しました」
当時は戦後間もなく、食料も不足していた時代。安定した食品を提供することは、栄養不足だった多くの人を救うことに役立ったはず。
「その後は、鶏卵加工も始め、インスタント食品に使われている卵などの原料を企業へ提供するようになりました。今ではあたり前に食べているアイスクリームですが、実は弊社の原料によって日本で初めてつくられたんです」
その後、日本の経済成長は進み、貧しい時代から飽食の時代に入ると、フレッシュなイチゴをアイスクリームやヨーグルトの中に入れられるように加工するなど、付加価値のある食品加工も開始。
「乳化剤が完成した当初は、当時のお金で1キロ千円もしたそうですが、それがあたり前になり、より付加価値のある方向へと進んでいったのです」
「おいしさ」から「健康」を提供する企業へ
「どんな加工食品も、安全を念頭に開発してきましたが、弊社では、健康に重きを置いた製品開発の研究を始めました。そして、お茶の健康効果にいち早く着目したのです。お茶を飲むとホッとするといわれますが、そのホッとする成分とは何か、また、お茶が健康にいいといわれる所以はどんな成分にあるのか。そんな疑問から研究をはじめ、カテキンに殺菌効果や抗酸化効果が期待できることをつきとめ、1980年代に製品化。そして、1995年にはお茶に含まれるテアニンというリラックス効果のあるアミノ酸を製品化、2003年にテアニンタブレットを一般のお客様向けに商品化しました」
そして、テアニンの開発を機に、快眠コンソーシアムに参加。
「食べ物は豊富にあるけれど、健康を害する人、眠れない人が増えているといわれる今の時代。太陽化学は、おいしさを追求する企業から、おいしさも健康も考える企業へと成長しながら、食事から人を健康にする企業を目指していきたいと考えています」
お茶の成分のひとつとして発見された、アミノ酸の一種「テアニン」のサプリメント。心と体のリラックスをサポートします。(お茶として飲むとカフェインなども含まれているため、ホッとするものの目が覚めてしまいます。テアニンタブレットにはカフェインを含みません。)
テアニンタブレット 300粒(携帯ケース付き)