眠るときには吸湿性・発散性にすぐれ、肌触りのいいパジャマを

寝具の中でも肌に直接触れるパジャマは、心地良く眠るための大切なアイテム。しかし最近では、短パンやＴシャツ、スウェットなどで寝る人も増えているようです。

「そのまま出歩けるし、部屋着になるからという理由かもしれませんが、スウェットで寝てしまう人も増えているようです。でも、スウェット生地ではゴワゴワしますし、寝ごこちはあまりよくありません。きちんとパジャマに着替えることは、気分を眠りへと移行させる大切な眠り儀式になるので、眠るときはぜひ、パジャマのような眠る条件に適した寝衣を着用することをオススメします」

　寝衣として適しているのは、1）肌にやさしい素材であること。２）吸湿性・発散性などにすぐれた素材であること。3）締め付けがなく、動きやすいことなどが上げられます。つい、デザインや柄だけで選んでしまいがちですが、こういった素材に着目することが実は大切なのです。

「ご存知のように、睡眠中はコップ１杯分の汗をかくといわれているので、汗を吸わない素材や蒸れやすい素材で寝ると、不自然な寝返りや中途覚醒が増える原因になってしまいます」

リラックスすることは安定した眠りにはとても重要ですが、蒸れずに肌触りのいいパジャマを身につければ、リラックスできるだけでなく、ずっと肌が気持ちよく保てるため、良い眠りが得られやすくなるというわけです。

リラックス成分「セドロール」を付着加工させた新素材のパジャマを開発

「実はグンゼでは、さらに深いリラックスを得てもらおうと、『ねむりのサプリ』と呼ばれる特殊な素材を使用したパジャマ『快眠プラス』を発売しました」

　『ねむりのサプリ』とは、『セドロール』という天然のリラックス成分を付着加工した新素材。その生地を使ってできたのが『快眠プラス』というパジャマです。

「森の中に入ると、リラックスできて気持ちよくなりますよね。セドロールはその効果をもたらす成分の一種で、ヒノキなどから抽出される無臭の森林リラックス成分です」

　倉敷市立短期大学、佐藤希代子先生と日清紡商品開発センターの共同研究で、セドロールの効果を実験したところ、セドロール使用前と後では、脳波は、まどろみ状態に入ると出てくるシータ波の出現率が増えたという結果が得られました。また、未加工のパジャマに比べ、セドロールを付着したパジャマは心拍数も抑えられるという結果が。＊ただし、リラックスの感じ方や寝つきの効果には個人差があります。

「セドロールは天然成分ですし、ニオイがないため、香りが苦手な方も安心してご使用いただけます。また、50回程度洗っても効果は変わりません」

　よりリラックスしたい。眠りにこだわりたいという方はぜひ一度、『快眠プラス』を試してみてはいかがでしょう。